北派には、さまざまな大きな動きが伝わっています。空中で2、3回キックを行う、足を使ったアクロバティックな攻撃もその一つです。また高い位置からのローキックなどもよく用いられます。攻撃の際の手は、拳を握る型と手のひらを開く型の両方があります。護身というよりは攻撃に重きを置いた流派といえます。

南派はパンチ、チョップ、つかみ技などを多用します。防御は直接的で循環的です。蹴りはほとんど使いませんが、用いるときは膝と脛にめがけて行います。

外家は体を整えることに重きをおきます。体力があればあるほど、より多くのパワーをさく裂させることができると考えます。攻撃は場所を良く狙って行います。このため表面的なダメージは大きく与えることができますが、生死にかかわるほどではありません。

内家は体の内部のエネルギーである気を鍛えます。これには敵の体の奥深くにエネルギーを送り込むという内功を実践することが必要となります。中国武道の気功を習得することにより、敵に大きなダメージを与えることができるようになります。従って、この技は生死にかかわるような時にしか使ってはいけません。

カンフーの教授法

稽古初日は、新しいことを数多く学ぶことでしょう。ストレッチ、筋力といったエクササイズのほかに、長拳と呼ばれる動きを学びます。それぞれの動きには足、脚、腕、胴、手、目、そして呼吸と体の様々な部分の動きが伴います。体だけでなく心も同様です。どの動きにもそれぞれ目的があり、弟子が稽古から最大限のことを学ぶことができるか否かは、師匠の力量にかかっています。