伝説によれば、厳しいインド人の僧が、彼の禅宗の講義中に、中国人の若い弟子たちが長く厳しい瞑想のあいだに眠り込んでしまうのを避けるために武道を教え始めたといわれています。達磨禅師の故郷インドのヒンドゥー教やヨガ、仏教の僧たちにより磨かれてきた厳しい瞑想法に体がついていかない若いひ弱な弟子たちは、このままでは彼の教えを会得できないと考え、禅師は彼の故郷に伝えられる18の基本的な武道の動きをまず伝えました。毎日この18の動きを続けているうちに、弟子たちの体もしだいにたくましくなり、禅師の教えを実践できるようになりました。こうして、達磨禅師は、後世に禅宗及び少林拳と呼ばれることとなる二つの重要な種を中国の地に播いたのです。